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たまには気分転換。
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くうはくととうめい
自分で思っているよりずっと、こわいのかもしれない。
だから、わたしの今の行動は傷口に塩を塗り込んでるだけなのかな、なんて。
痛くないんじゃない。麻痺して痛みを感じなくなってしまっているだけだから、ふとした瞬間に、怖くなる。恐ろしく。

怖いくせに、それを食い物にする。無意識だけど、理解はしはじめてる。ばかげてる。
思えば全部そう。自分を認めてくれたのは、高められたのは、全部それでそれありき。
嫌いじゃないんだよ、こわいだけで。でもそんなものなんだろうなぁって思ってしまうのも事実。
そして無感情に拍車がかかる。

なんにも、なくなってしまう。

なにもないのと
あるのにわからないの
怖いのはどっちだろうね
* - * 05:27 * comments(0) * trackbacks(0)
からまわり
指輪を見つけた。
鈍い銀色に光るそれは流しの下に落ちていた。
拾って、見つめてみる。
わたしのものではないけれど、見覚えがある気がした。

「指輪、落ちてたよ」
「ああ、ありがと」
あまりにも軽い返事に、わたしは一気に出鼻をくじかれる。
食いついてもらえると信じていたのにあまりにも軽くかわされてしまった。
わたしは見つけた指輪をえさに、重要なことを聞くつもりでいたのだ。
「あのさ」
「なに?」
「それ、薬指につけてたよね?」


続きませんでした

* だんぺん * 03:55 * comments(0) * trackbacks(1)
前日決戦
待ち合わせて、乗り込んだ電車の中。
目的地は5つくらい先の駅。特に話すことも見つからなくて話題を探していたら、わたしはうっかり墓穴を掘った。
「だいきとメールしてるんだ?」
「あ、うん。明日何時かって、メールきて」
思わず付け足した言葉がわたしには言い訳にしか聞こえなかったけど、知らないふりをした。だって、本当のことだし。
さみしいの?くやしいの?うらやましいの?
意地の悪いわたしは、頭のなかで問いかける。きっと、ぜんぶだ。
だいきに返信をしていたら、さこも携帯に没頭しはじめた。いつものことだ。ひとが少しでも携帯に気を取られると、負けじと携帯を弄りはじめて、しかもいつまでも戻ってこなくなるのだ。悪い癖だと思う。だってメールならまだしも、していることと言ったらネット配信のニュースやコラムを読んでいるのがほとんどで、そんなこと人といる時にすることじゃないって思うから。
「明日、何時だっけ」
「さっき言ったじゃん、あ、つくよ、降りなきゃ」
「うん、知ってる」
さこはそこでやっと携帯をとじて、こちらに帰ってきた。
何を知ってるのよって思ったけど、これもいつものことだから何も言わないことにした。
携帯に没頭しながらも車内のアナウンスを聞いていたのかもしれないし、電光掲示板をちらりと見ていたのかもしれないし、見たのは外の風景だったのかもしれないし、それは本人にしか分からない。けどわたしは、そのどれでもないって知っている。だから何を言ったって無駄なのだ。
シュー、と音をたてて開いたドアの向こうは思っていたより暖かい。今日は天気がいいから、斜めの日差しがふりそそぐホームを歩いているだけで暑いくらいだ。
「で、何時?」
「6時にあきんち」
「ふーん」
興味のなさそうな生返事に、わたしは一気に脱力した。
ズボンのポケットで携帯が震えている。だいきからだろうか。気になるけど、今手をのばしたらまたさこが戻ってこなくなってしまうから気づかなかったことにする。
「そうだ。だいき明日、野暮用で遅れるかもって」
「野暮用って?」
「知らない。ちゃんと来いってメールしたげたら?」
「いやよ面倒くさい」
「ひどいなあ」
「わたしは来ないなら来ないでいいもの、かなちゃんが送ればいいでしょ」
さみしいの?くやしいの?うらやましいの?
「やだよー」
「ひとのこと言えないじゃない」
「あはは」
だって、わたしが言っても意味がないことをわたしは知っているのだ。本当に、残念なことに。だからわたしは無言でいじわるを言うしかない。
さみしいの?くやしいの?うらやましいの?
もらっちゃうよ、なんて言ってあげられるほど、私は強くないし大きくもないし、何よりこどもだ。本当に本当に、残念だと思う。
「まあ、こないことないでしょ。誕生日祝うのに本人がいないってありえないし」
「たしかに」
「よし、何買おうか」
「なんでもいいんじゃない?だいきならなんでも喜びそう」
「よし、じゃあさこが選んでね!」
「なんでわたしが」
「いいから、よしいこ!」
これならだいきも喜ぶだろうななんて思ったら、切なくて悲しくて、でも同じくらいわくわくした。



見えてしまった内弁慶と見て見ぬふりの変わり者
* おはなし * 05:36 * comments(0) * trackbacks(0)
ルームシェア
「わたしがエリーで、あなたがマサト」
「…は?」
「あのふたり、別れるときがくるならそれはマサトに限界がきたときだねって」
「言われてたね」
「うん、結局別れちゃったけど」
「本当の理由は分からないけどね」
「そうね」
「…で?」
「え?」
「どうしてわたしがマサト?」
「わがままはわたしだから」
「わがままだからエリーなの?」
「わたしたちが別れるときはあなたがわたしを嫌になったときかなって」
「はぁ」
「だから、よろしくね」
「あぁ、うん」

同居人へのごあいさつ
* おはなし * 01:34 * comments(0) * trackbacks(0)
飛び出し危険
彼氏ほしいなー
彼女ほしー
だから、さきと付き合っちゃえってば!
俺は別にいいけど、あいつが俺のことそういう風に見てないだろ
そうかもしれないけど、がんばろうよ!
なんだそれ。おれは別にしのでもいいよー
なんだそれ

なんかねー
うん?
松浦にこくられたー
まじか!え、なに付き合うの?!
うわぁ、なにその反応、嬉しそー
…ううん、断っちゃった
そっかー
うん
彼氏ほしいって言ってたじゃん、松浦いいやつなのにもったいね
うーん、そうなんだけど、うん
なんだよ
松浦が嫌いなわけじゃないんだけど、うん
なんだよ、実は他に好きなやついたとか?
うーん、そうなのかなぁ
えー誰誰誰!
うわぁ、何でそんな楽しそうなの
だって気になるじゃんか!誰だよー!
ひの
え、まじで?
うん、たぶん
え、ありがとう
うん、…ごめん
なんであやまるの
なんか、なんとなく
ていうかほんと?
うーん、たぶん
じゃあ付き合う?
いや
なんだそれ!
だってひのまだあのこすきなんでしょ
……
それに、わたしよりさきのがすきじゃん
勝手に決めんなよ!
でもそうでしょ、なんとなくわかるもん
こういうとこがめんどくさいんだってわかるけど、そういうの耐えられないと思うのわたしは。だからやだ
そっか。…なんだそれ
わたし多分結構すきだから、ひののこと。
じゃあなんでさきとくっつけたがってたの?
わたしさきのことすきだから。それに、ふたりがくっつけばひのがどっかに行っちゃうことないでしょ。わたし、ひのじゃなくて、みんなでいられるのがすきなだけなのかも
……
ごめんね、めんどくさくて
…ほんとだよ
あーあ、言うつもりなんてなかったのに。勢いに任せたってさ、ほんとうろくなことないよね。わたし言ってからいつも後悔する。あ、ねえ?
うん?
わたしと付き合ってもいいって本当に思ってた?
うん
そっか、ありがとう



この前間違って消しちゃったののリベンジ。前のがすきだった、きがする。ひのが前のがほんものっぽかった!
こんな風に綺麗に片付いたらいいのになぁ。
* だんぺん * 05:37 * comments(0) * trackbacks(1)
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