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たまには気分転換。
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AM2:34
なーに?
なんでもない、なんとなく
じゃあね
ちょっと待って、ひどいな

真夜中の電話をとるのには、少しだけ勇気がいる。

「もうやめるよ」
無意味に会うのも、電話するのも
それは彼の、わるいくせ
「……なんで?」
動揺したのがばれないように、そう思ったら不自然な間があいて、だからできるだけ高いトーンで聞いた。馬鹿にしてるみたいに。
そうしたら、彼は笑った
「俺に会いたいの?」
「馬鹿じゃないの」
「ひでぇなぁ」
馬鹿じゃないの
本当に、そう思った
「もうほかの子代わりにしたりしない。俺、強くなるよ」
つよくなるよ
薄っぺらい言葉が様になるのは、彼のいいところ。
「……それは、頑張って」
「お前馬鹿にしてんだろ!」
「そんなことないよ」
電話越しの笑い声はいつもより柔らかい。
「ねむいの?」
「うん、ちょっと。時間が時間だし」
「電話なんてしてないでとっとと寝たらいいじゃない、明日早いんでしょ?」
「でも寝れなくて暇で」
「あの子に電話したらよかったのに」
「んー、お前がよかったからいいの」
「ふーん」
分かってるけど。
形だけのそれを引っ張り出して、それで喜んでいるわたしは重傷だと思う。

深夜の気まぐれに転がされるわたし。それにまったく気付かない彼。
どっちも救いようがないなって思った。
でも、嫌いじゃない。
だから間違っても口になんて出さないのだ。
失敗しちゃえばいいのに、なんて
* おはなし * 05:26 * comments(0) * trackbacks(0)
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